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ごみの日を忘れない!n8nを活用したリマインダー
毎朝、「今日は何のごみの日?」と悩むことがありませんか?今回は、n8nというワークフローシステムを活用し、ごみの日をSlackで通知する仕組みを作った事例をご紹介します。カレンダーを確認する手間を削減し、ストレスフリーな毎日を実現しました。身近すぎて子供のようなテーマと思われるかもしれませんが、この仕組みの応用範囲は驚くほど広いんです!
1. 背景
「今日は何かのごみの日だった?」と後で気づくことが多々ありました。
例えば、毎週月曜日は燃えるごみの日、第1・第3木曜日は粗大ごみの日など、ごみ出しの曜日を把握しておくのは意外と大変です。
特に忙しい朝には確認を忘れがちで、出しそびれることも…。
そこで、毎朝スマホに「今日は何のごみの日か」を通知する仕組みを作ることにしました。
2. 解決策
この問題を解決するため、以下の仕組みを構築しました:
- ワークフローシステム「n8n」の活用
- n8nをGoogle Cloudの仮想端末に設置。自分専用の環境を作りました。
- ごみの日データの管理
- Notionにごみの日スケジュールを登録。曜日や月のパターンを含めた詳細な情報を記載しました。
- 通知の流れ
- n8nがNotionからデータを読み取り、「今日の曜日」を基にごみの日を判定。
- 判定結果をSlackに通知するワークフローを構築しました。
- 外部ツールとの連携
- NotionやSlackのAPIを使用して、データの取得・通知を実現。
このように、n8nを中心とした柔軟なワークフローで、自動化を達成しました。
n8nの実際の画面
3. 結果
- 毎朝8時に、Slackに「今日のごみの日」の通知が届くようになりました。
- 曜日を確認したり、カレンダーを調べる手間がなくなり、「何の日だっけ…?」という悩みから解放されました。
- 特に、第1・第3木曜日などの複雑なパターンも自動で判定してくれるため、大いに助かっています。
- 一度仕組みを作れば、手間をかけずに毎日確実にリマインドが届きます。
Slackへの通知
4. 学びや工夫
今回の事例から得た知見や工夫を以下にまとめました:
- 定型業務の自動化の重要性
- 日常のちょっとした業務(今回のごみの日のリマインダーなど)でも、自動化の恩恵は非常に大きいです。
- 特に「何かの条件で通知する」や「手続きの自動化」は、ビジネスにも応用が可能です。
- n8nの汎用性
- 今回はNotionとSlackを使いましたが、n8nはGoogleスプレッドシートやX(旧Twitter)、ChatGPT、LINEなどとも連携可能です。
- 料金もGoogle仮想端末の使用料の月額 約300円程度で、非常に経済的です。
- なお他の自動化を追加しても、この金額は増えません。
- 今後の応用
- 例えば、Xの自動投稿ワークフローやシフト表通知のような、さらなる応用事例が期待できます。
5. 所感
今回の事例はビジネス用途ではありませんが、日常生活の課題を解決することで、n8nの可能性を分かりやすく伝えることができると考えています。
このような事例を通じて、皆さんがご自身のビジネスで定型業務をどのように自動化できるかを一緒に考えたいと思います。
例えばこんな活用も可能です:
- 毎週のお店の定休日リマインド
- 新商品の定期的な紹介
- 翌日のシフト表通知
- 定点観測データの管理と通知
ぜひ、こうした活用アイデアについてご相談ください!