AIとワークフローで在庫管理を自動化
毎回同じものを食べているのに、うっかり買い忘れる。そんな小さなミスが積み重なると、意外とストレスですよね。そこで、手間を減らしつつ確実に在庫を管理できるよう、簡単なWebアプリを作りました。AIを活用し、たった2時間で完成したこのシステムは、スマホに通知を送ることで買い忘れを防ぎます。ちょっとした仕組みがあるだけで、日々の暮らしはグッと快適に。業務効率化にも応用できるヒントが詰まった事例をご紹介します!
1. 背景
突然ですが私は普段、昼食にこだわりがなく、毎日同じものを食べています。でも、健康には気を使いたいし、買い忘れがあると困る。そこで、冷蔵庫にホワイトボードを貼り、在庫が切れそうになったらメモする仕組みにしていました。
しかし、スーパーへ行くとメモを忘れることもしばしば…。結果、必要なものを買い忘れたり、逆にまだあるものを重複して買ったりと、ちょっとした手間や無駄が発生していました。
「これ、もっと簡単に管理できないかな?」と考え、Webアプリを使った在庫管理の仕組みを作ることにしました。
2. 解決策
システム開発と聞くと「大がかりなもの」と思われがちですが、今回はAIやワークフローツールを活用し、シンプルかつ短時間で作ることにしました。
導入した仕組み
- Replit(AIを活用したWebアプリ作成ツール) を使い、在庫入力用のWebアプリを作成
- 入力したデータを、n8n(ワークフローツール) で処理
- n8nから、Slack(チャットツール) へ在庫情報を送信
- ついでに、データベースへ入力情報を記録(購入頻度の分析も可能に!)
- 冷蔵庫にQRコードを貼り付け、スマホで簡単に入力できるように
これで、冷蔵庫の前でサッと登録すれば、スマホに通知が届くので、スーパーに行ったときに確実に買い物ができるようになりました。

冷蔵庫に貼ったQRコード

スマホで見たリマインダーシステムの画面
3. 結果
このシステムを導入したことで、以下のような変化がありました。
- 冷蔵庫の前で即登録 → 買い物時に通知が届くので買い忘れなし!
- 重複購入も防げて、無駄な買い物が減った
- 過去の購入データを蓄積し、消費ペースの分析も可能に
- 手書きメモ不要で、運用がラクに!
わずか2時間で作った仕組みですが、その効果は想像以上でした。
4. 学びや工夫
この事例で大切なのは、「最初に基礎(下地)を作ること」 です。
システムをゼロから作るのは大変ですが、一度、AIやワークフローツールを活用した 「基礎の仕組み」 を作ってしまえば、その後は短時間で問題を解決できます。
例えば、家を建てるときに基礎工事をしっかりしておけば、追加の部屋を作るのも簡単ですよね?それと同じように、Replitやn8nを活用した基盤を作っておくと、新しい仕組みをスムーズに追加できるようになるのです。
この考え方は、家庭のちょっとした手間だけでなく、業務の効率化にもそのまま応用できます。
5. 所感
昔なら、こうした仕組みを作るだけでも何日もかかっていました。でも、AIやワークフローツールの進化で、今やたった2時間で完成。ちょっとしたアイデアとテクノロジーがあれば、誰でも効率化が実現できます。
「小さな不便」を見逃さず、すぐに仕組みを作ること。
この考え方は、家庭だけでなく、業務の効率化にも大いに役立ちます。例えば、社内の備品管理や、発注リストの自動化などにも応用可能です。
「業務の中に、なんとなく続けている手間がある…」と感じたら、ぜひSmall Pieceにご相談ください。問題解決の“ピース”を一緒に見つけていきましょう!